フィンランドで働く人へ、失業に備えてしておいたほうがいいこと

 

コロナ禍で誰でも失業・レイオフになるということを感じた。フィンランドで失業に関して、知っておいたほうがいいことをまとめました。フィンランドで働く人は、頭の片隅に覚えておくと良いと思います。 

 

レイオフって?解雇との違いは?

レイオフとは、会社の業績悪化に伴い”一時的に解雇”になること。業績が回復すれば復職の可能性あり。解雇と違い、契約自体はすぐには切れない。レイオフが200日続いた場合、自動的に契約が切れる。

日本ではあまり聞かないけど、欧米では業績悪化に伴う、レイオフ・リストラってわりと良くある話。タイムリーにコロナウイルスの影響で、何百万人とレイオフになっている人が出ている。

 

フィンランドで失業に備えてしておいたほうがいいこと

失業保険の加入

加入しておくと、給料に見合った額の失業保険が出る。さらに電話で弁護士に無料で相談できる。これは、とても良いサービスです。法的なことを、気軽に相談できます。

 

失業保険は加入後6カ月で申請できるため、前もって加入しておくこと。Kelaの失業保険より貰える額が増えるのと、失業後スムーズに失業保険が開始するので働く人は絶対加入したほうがいい。

フィンランドで加入人数が一番多い失業保険はこちらです↓

 

ytk.fi

 

給料遅延したら

給料が遅延した場合、雇用主は遅延利息を払う必要がある。雇用者は、契約を止める・仕事をやめる権利がある

 

未払い給料の申請方法

雇用主に支払い能力がない場合、Pay Security(Palkkaturva)に申請できる。支払い予定日から三カ月以内に申請する必要があるので、支払い能力がないと判断したらすぐに申請したほうがいい。

英語で申請する場合PDFに入力し、メールで申請。約6カ月かかる。フィンランド語なら、下のOnline Formで申請可能。約3~4カ月かかる。フィンランド語で申請したほうが待機時間が短い。

sahkoinenasiointi.ahtp.fi

 

レイオフ・解雇の通達について

レイオフ・解雇の通達は2週間前にする必要がある。新型コロナウイルス感染拡大中はこの期間が一週間に短縮した。急なレイオフ・解雇の通達は法律違反なので知っておくといい。

 

未消化分の有給取得

解雇になった場合、会社と相談し、「解雇までに消化」または「未消化分として振り込み」で選べる。レイオフの場合は復職の可能性があるため、一時保留。復職したら、有給を使うかレイオフが200日経ち契約が切れたら「未消化分として振り込み」される。

 

注意

情報は間違えないようにまとめましたが、一個人がまとめたもの・変わる可能性があるということをご理解お願いします。間違いがありましたら、コメントいただけると嬉しいです。情報は公的機関で確認をよろしくお願いします。

 

 

 

 

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