このブログ記事は、「コロナ禍で失業、海外で11ヶ月無職の経験談」
の続きになります。こちら↓
コロナ禍で無職になり、無事に就職が決まったものの、仕事のオファーをもらった時にはHive Helsinkiの受験も応募していて、受験を諦めることは気持ち的に出来なかった。
Hive Helsinkiはヘルシンキに新しく出来たエンジニア養成学校。
42Parisというフランス発のエンジニア養成機関の姉妹校で、クラッシュ・オブ・クランやHaydayといった世界的に人気なフィンランド発のモバイルゲーム会社のSupercellが出資して、ヘルシンキに設立された。
2020年に六本木に開校した42Tokyoの姉妹校でもある。
学生同士で教え合いながら課題に取り組むピアラーニングでコードの書き方を学ぶ学校で、入学試験もかなり特殊。Piscine(ピシン)と呼ばれ、4週間続く入学試験。受験者と協力しながらコーディングの課題をクリアし、合格基準は公開されていない。
「何度も何度も失敗し、それでもモチベーションと自らの意志を保ち続けながら、一生懸命もがき続けた者」
が入学出来ると42Tokyoでは紹介されている。
前職勤務中からこの学校の進学を考えていて、失業が決まった瞬間に応募した。
でも、コロナ禍で入学試験は何度も延期・・・!
ついに受験が決まった時には、仕事のオファーをいただきかなり悩んだ。
どうしても受験を受けずに諦めたくなくて、新しい職場に働き始めて1ヶ月半後に1ヶ月休みを取れないか交渉することにした。無理だろうな、せっかく仕事のオファーが貰えたのにと泣きましたが、進学したいと気持ちは変えられず思い切って「1ヶ月休みがもらえないなら仕事のオファーは受けられない」と伝えた。
そしたら、なんと1ヶ月の休みが許可され仕事のオファーを貰いました。
無理だろうと思っていたので、柔軟に対応し休みを許可してくれた会社には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして1ヶ月の休みで入学試験を受ける。
入学試験は冗談抜きに朝から晩まで8時半から23時半までずっとコードを書き続けるようなもので、本当に精神的にも体力的にも厳しかった。
でもチームメンバーに恵まれ、毎日一緒にコードを書いてとても楽しかった。
無事に合格🎉
合格通知メールが届いた時には、震えた。
2020にコロナ禍で一時解雇になってから、自己肯定感は地に落ち強がりだけで辛かったけど自分頑張ったなと素直に思った。
入学は10月末で、仕事をどうするか悩んだけど会社に相談。
時短勤務で契約を続けてもらえることに。
私も仕事も本当に楽しいし、出来れば働きながら勉強したいと思っていたので本当に嬉しかった。
リカレント教育に理解がある北欧社会と、当たり前のように許可してくれた弊社に感謝いっぱい。
というわけで、10月末から
エンジニア養成学校Hive Helsinkiの学生と北欧でベンチャーSaaS会社勤務
として頑張ります。かなり忙しい日々になりそうだけど、わくわくしてる。
不確定な将来を不安に感じてしまう時あるけど、人生はそもそも先の見えないもので誰にでも想定外のことが起きるから心配しても仕方ない。
先が見えないからこそ楽しい、という少年漫画の主人公マインドで今後も挑戦を続けていきたいです。
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